執筆要領

2011年10月9日 理事会承認

 

「人間性心理学研究」への投稿にあたっては、以下の要領で原稿を作成してください。

  1. 投稿にあたっては、表紙、投稿票、日本語アブストラクト、英文アブストラクト、本文を提出すること。必要に応じて、図表や付記を添えること。
  2. 表紙には題目のみを記載すること。
  3. 投稿票には、(1)題目(副題も含む)、(2)著者名、(3)著者所属、(4)筆頭著者の連絡先(住所、電話番号、電子メールアドレス)を記載すること。題目、著者名、著者所属の英語表記も添えること。
  4. アブストラクトは別紙とする。英文アブストラクトは自然な学術英語とし、200語以内とすること。日本語アブストラクトは 500 字以内とすること。英語および日本語のキーワードをそれぞれ3〜5語添えること。
  5. 英文題目、所属の英語表記、英文アブストラクトは、必ず学術英語に熟達した者の校閲を得ること。
  6. 付記、謝辞などは「付記」として、別紙に記載すること。
  7. 図表は本文とは別にし、本文中に挿入位置を指示すること。
  8. 正原稿に加えコピー3部を添えること。
  9. 原稿の電子ファイルを同時に提出すること。 (記憶媒体の郵送か、電子メール等による送信を行うこと。)
  10. 著者および所属機関が本文中で明白にならないよう注意すること。
    (「拙論(著者名,1998)において…」「先行研究において筆者(著者名,1998)は…」などの表記は行わないこと。)
  11. 原稿は原則として日本語とするが、英語による執筆も認める。英語の原稿は、英語学術論文に熟達した者の校閲を得ること。
  12. 原稿はワードプロセッサソフトで作成し、A 4判の用紙に40字×30行で打ち出すこと。原稿枚数は付記、図表も含めて14枚以内とする。図表は、過去の人間性心理学研究の論文を参考にして、必要な文字数を見積もること。英語論文の場合は、5600 単語以内とし、付記や図表も日本語原稿と同様に含めること。
  13. 枚数が超過した場合は原則として投稿を受け付けない。ただし、論文審査の過程などにおいて、編集委員会が認めた場合はその限りではない。超過した分については実費を徴収することがある。
  14. 本文にはページ番号を付すこと。
  15. 原稿は原則として横書き、新かなづかい、常用漢字、算用数字を用いること。
  16. 大見出しはⅠ、Ⅱ、Ⅲ…、中見出しは1、2、3...、小見出しは(1)、(2)、(3)...とする。
  17. 特殊な専門用語は初出の場合に限って原語を表示すること。例:至高経験(peak experience)。
  18. 本文中(文章の末尾等)の文献の表記は以下のようにすること。出版年は西暦とする。
    (1)日本語文献の場合:(著者,出版年)(第一著者・第二著者,出版年)
     著者が3名以上の場合は、第一著者名の後に「ら」を付ける。
     例:(戸田,1983)(黒田・早坂,1978)(長谷川ら,1983)
    (2)海外文献の場合:(Author, Year)(1st Author & 2nd Author, Year)(Author, Year; Author, Year)
     著者が3名以上の場合には、第一著者の後に、et al.を付ける。
     例:(Maslow, 1965)(Schein & Bennis, 1965)(Lippit et al., 1961)
    (3)引用ページを示す場合:(著者,出版年,p.頁)(著者,出版年,pp.開始頁-終了頁)
     例:(Rogers, 1961, p.23)(神谷,1983, pp.86-87)
    (4)複数の文献を一度に引用する場合:(著者,出版年;著者,出版年)文献をセミコロンで区切る。
     例:(Bebout, 1981; Olsen, 1975)
    (5)文章の途中に文献を表記する場合:著者(出版年)、第一著者・第二著者(出版年)
     例:Prigogine(1993)は、…
  19. 引用文献のリストは、本文の末尾にまとめ、「文献」と見出しをつけること。
  20. 引用文献は、著者の姓のアルファベット順とする。同一著者の文献は古いものから順に記載する。同一著者・同一出版年の文献は、出版年の後に a, b とアルファベットを付して区別する。
  21. 文献リストの表記は以下のようにすること。
    (1)雑誌掲載論文
     (A)日本語: 著者(出版年):論文題目 雑誌名 (号),開始ページ-終了ページ.
      例:戸川行男(1983):心理学における人間中心の方法 人間性心理学研究 1, 2-7.
     (B)欧文: Author (Year): Title. Journal, Volume (Number), page-page.
      例:Shlien, J.M. (1987): A countertheory of transference. Person-Centered Review, 2(1), 15-49.
    (2) 書籍所収論文
     (A)日本語: 著者(出版年):論文題目 編者(編) 出版社 開始ページ-終了ページ.
      例:倉戸ヨシヤ(1989):ゲシュタルト療法 河合隼雄・水島恵一・村瀬孝雄(編)臨床心理学体系 第9巻 心理療法3 金子書房 123-145.
     (B) 欧文: Author (Year): Title. In Editor (Ed.), Book. Place: Publisher. page-page.
      例:Fischer, C.T.  (1992): Humanizing psychological assessment. In Wertz, F.J. (Ed.), The Humanistic Movement: Recovering the Person in Psychology. New York: Gardner. 202-214.
    (3) 書籍
     (A)和書: 著者(出版年):書籍名 出版社.
    例:水島恵一(1963):青年の悩みと反抗 雪華社.
     (B)洋書: Author (Year): Book. Place: Publisher.
    例:Maslow, A.H. (1954): Motivation and Personality. New York: Harper & Brothers.
     (C)訳書: 訳書を記載する場合には、執筆する論文の学問領域の慣例に従って、訳書を示した後に原著を記載する形式 (a)か、原著を記載した後に訳書を示す形式 (b)のいずれかを選択する。論文内での形式はいずれかに統一すること。
      (a)著者 訳者(訳)(出版年):書籍名 出版社. Author (Year): Book. Place: Publisher.
       例:カール・R・ロジャーズ 友田不二男(訳)(1951):臨床心理学 創元社. Rogers, C.R. (1942): Counseling and Psychotherapy: Newer Concepts in Practice. New York: Houghton Mifflin.
      (b)Author (Year): Book. Place: Publisher. 著者 訳者(訳)(出版年):書籍名 出版社.
       例:Rogers, C.R. (1942): Counseling and Psychotherapy: Newer concepts in practice. New York: Houghton Mifflin. カール・R・ロジャーズ 友田不二男(訳)(1951):臨床心理学 創元社.
  22. 文献リストの表記のうち、書籍名を『 』、論文名を「 」でくくる表記も認めるが、論文内での表記は統一すること。
  23. 注を加える場合は、文中には上付き数字にて、1)などとし、文献リストの前に「注」として表記する。
  24. 本要領の改廃は、編集委員会において発議され、理事会の承認を必要とする。