公募テーマ論文

日本人間性心理学会 編集委員長

森岡正芳

 

 編集委員会では先期から重ねられてきた審議を引き継ぎ、機関誌『人間性心理学研究』の更なる充実と、学会の建設的な議論と創造的な発展を期して、いくつかの取り組みを検討しております。そのひとつとしての【公募テーマ論文】枠につきまして、以下にご案内します。

 

○ 編集委員会により設定されたテーマに沿った論考を、広く会員から募る試みを始めます。

  (2016年8月の総会にて承認されました「査読つき論文」の新しい投稿枠となります) 

○ 一般投稿と同じく査読者を立てた審査を経て、採択されたものが機関誌に掲載されます(掲載は一般研究論文とは別枠)。

○投稿締め切り:2018年1月31日(水)。受け付けられたものから順次、審査プロセスに進めます。

※投稿規程や執筆要領および倫理ガイドラインなど、すべて一般「研究論文」に準じます。

※ ご不明な点は、編集局にてお問い合わせを承ります(edit@jahp.org)。

 

第2回 公募論文

コミュニティ

 

テーマ趣旨

 

 家庭、学校、職場、趣味のサークル、地域、ひいては国家に至るまで。私たちは、日常生活の中で、すでに複数のコミュニティに所属しています。私たちの人間性心理学の実践を考えると、実は仕事上の現場のみならず、日頃の様々なコミュニティとの関わりに生かされていることに思い至ります。

 人間性心理学は、人を反応するものではなく、生成過程にあるものと捉えます(日本人間性心理学会,2012)。この生成過程にあるという視点が、個人のみならずコミュニティを捉える射程を備えている、と私たちは考えています。コミュニティは複雑な要素から成り立ち、また大小のものが絡み合って展開されています。そのため、シンプルな反応図式よりも、生成という視点で捉えることがむしろ有効でしょう。

 人間性心理学は当初より、セルフヘルプ・グループやエンカウンター・グループ等の活動を通して社会変革も理念に掲げてきました。これらの実践は、当事者主体のグループ・コミュニティづくり、パーソンセンタード・コミュニティ等の概念で示されますが、実践や理論の検討をする余地はまだ広く残されています。この度、本誌では「コミュニティ」をテーマとして公募特集を行います。共生社会が目指される昨今、人間性心理学の視点からコミュニティの実践や理論を振り返る機会とし、今後のアプローチを模索する礎としたいと考えています。皆さまの積極的なエントリーをお待ちしています。

 

【文献】日本人間性心理学会(編)(2012):人間性心理学ハンドブック 創元社 p.8.

 

企画担当委員 板東充彦

 

日本人間性心理学会 事務局

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